エブリィ　水温上がる オーバーヒート気味　高梁市　新見市　吉備中央町　総社市 高梁市エヌケ-エス自動車販売所のスタッフブログ

板金塗装・修理2018/08/31

こんにちは、エヌケーエス自動車です。今日は修理の記事を書いてみたいと思います 。

最近特に夏が暑いですけど、最近に限った事ではなく昔からこの時期になると車の水回りのトラブルは増える傾向にあります。

今回は幸いオーバーヒート気味という事でエンジン温度は上がり切ってなくエンジンを止めていただいてたので大丈夫と判断しました。もっと正確に測るテスターでリークディテクタというのもあるのですが、そこまで使わなくも大丈夫です。

細かく診断をすればするほど、精度は増しますがそこの時間コストについてはお客様の負担が増えるばかりなので問診だけで作業を行いロードテスト試運転をする方が安く上がる場合もあるのですね。

この型のエブリィでよくあったのがサーモスタットとサーモケースの交換です。対策品が出ているくらいなのでほとんどの整備士が真っ先にここを疑うと思います。僕も今回そこなのではないかと思っていました。

ただそこは前回修理した履歴があったため、ラジエータの中を覗いてみると・・・

こんな感じです。これはまずいです。錆がエンジン内部にも回っている可能性が十分あります。走行距離ただいま20万ｋｍです。修理金額はラジエターとサーモスタット、冷却水など交換していくと８万円くらいかかりそうです。ラジエターが純正品が高いので社外新品というものやリビルト品を探しましたが結構なお値段です。

お客様にご相談させていただいたところひとまずは交換でいって欲しいとの事で修理は承りました。修理後は水温も上がらず安定しておりますが走行距離と年式から先が少し不安になってきますね。

こういった箱バンタイプの中古車はまだまだ相場が高いので修理と代替えで悩みますね。お盆休みをまたいでしまいましたが無事に修理完了です。

一昔前スズキ車で昔の車でF６Aというエンジンがあったのですがこれはエンジンオイルがエンジン内部で冷却水と混ざってしまう事例もありましたので今回とは違うケースですね。

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