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中古車販売2019/05/11
こんにちは 車のお探し専門店です。お客様からちょこちょこ聞かれるんですが同じ回答をしていますのでブログに書いてみました。
少し前にクラウンのお探し依頼を受けてたのですが、ちょうどテレビCMでこんなのがあったので写メを撮っておきました。
僕これ見たとき 安いって思ってびっくりしたんです。現行型のクラウンでRSアドバンスだと諸費用込みで600万円ぐらいなんですけど、これが月々16,600円(税込み)です。
なんでこんな事ができるのかと思うともう同業者として敵わないなあと思ってしまってやっぱりリースって安いんだあという感情が出てきましたけど、からくりは知ってるので普段あまりみないんですけど、ちょうど同じ型を探していたので一時停止してよく見てみたんです。
するとまず、
頭金1,550,000円
回数が36回ですね。この
時点でお支払いは合計3年で1,716,000円。
CMだと16,600円でずっと乗れるのかと思ったらそうではないのですね。
それで3年後の時点でまた新車の乗り換えるか返却するわけです。
新車を買ってくれたら残りは0円です。車両を返してくれたら0円です。
では3年後も続けて乗る場合はどうなのかというと買取るか再リースとなってくるわけですね。このCMの場合だと再リースという文言はないのでお店に行ってみないと分からないですね。
実際は3年後、買取時に現金を4,944,800円動かした計算になります。あと金利が1.9%となっているのでまだプラスが190,000円程発生しますね。
うーんなんだかややこしくて、結局高いじゃないかと思いますがこれが実際リースのからくりなんですね。
ではなんでリースが増えたのかというと、全額経費で落とせるのが一つのメリットだと思います。ローンを組むと金利の部分しか経費で見てもらえないので減価償却していきます。
もっと分かりやすくいうと、残価設定ローンというのがありますけど仕組みは全く同じです。
最初に下取り金額を決めてその分を値引き計算し、車の月々の支払いに反映させるんです。これだと安くなりそうというのが伝わるかと思います。
うちもリースでの販売はあるので全く否定はするつもりはないのですが、問題はリース期間が終わった時ですね。傷がついていたり、事故をして修復歴があった場合はその分当時の下取り価格より下がるので支払いを猶予されていた部分が多くなるわけです。
もちろん全然走行距離が伸びずに車庫にずっと保管していたりだとプラス査定になるのですね。
なんとなく聞こえがよいリースですが、やっぱり向く人と向かない人っていうのがあります。
今は消費者庁から指導が入っていますので、こういった表記はできなくなりました。月々1万円なども同じです。実際に月々1万円では新車に乗れなくて、結構無理な残価設定をしててトラブルに発展するケースもあるのですね。
ずーっと昔に新車半額って言うのがありましたけど、、、いつのまにか、、
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